2012年1月24日火曜日

吉田兼好「徒然草」 能をつかんとする人

NHKで「100分 de 名著」という番組があります。
古今東西の名作について紹介する番組なのですが、
その番組のなかで紹介された徒然草の一文に感銘を受けました。

吉田兼好「徒然草」第百五十段
能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。
(芸を身につけようとする人がよく言うのは、「下手なうちは人に見られるのが恥ずかしい。人知れず練習して、上達してから人前に出るのがかっこいい」ということだ。
こんなことを言っている人は何も芸を身につけることはできない。)

自分のことを顧みて見ると、吉田兼好が指摘するとおりうだうだ考えて何も身につかないタイプであることに気づきました。
そこで一念発起してこのブログを立ち上げたわけです。
当ブログでは3D作品や思った事柄について掲載していきたいと思います。
いつまで続くかは分かりませんが、まずは第一歩を踏み出すべくここに記します。